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科目履修ガイダンス

 学問をすることは登山に例えられることがよくあります.すなわち,どの分野を勉強する場合でも(どの山に登るときでも),その分野の学問体系と周辺分野の関係(山の全体像とその周辺の地形)を把握した上で,一歩づつ確実に勉強を積み重ねていく(足を踏みしめながら登っていく)進め方が効果的です.ここでは,プラズマ分野,あるいはプラズマ関連分野を勉強してみたいと考えている方に,電子システム工学課程のカリキュラムの中でどのように科目履修を進めればよいかを説明します.

 我々が専門とするプラズマ科学・核融合学・プラズマエレクトロニクスの基礎科目は,学部1年次から3年次までに配当されている専門基礎科目の数学全般(基礎解析,線形代数,応用幾何,応用解析,統計数理,数理解析,応用数理),物理学全般(基礎力学,力学,統計熱力学,量子力学),および課程専門科目の電磁気学,電子システム数理基礎論です.また,他課程の配当科目になりますが,解析力学,流体(気体)力学もプラズマ科学の基礎として重要です.これらの科目を基盤としたプラズマ入門講義「プラズマ工学」が学部3年次に開講されます.この科目の発展として,「プラズマ解析学」を大学院にて開講しています.

 上記に加えて,プラ研はハードウェアを用いる実験系研究室ですので,そのために必要となる基礎科目の学習も不可欠です.プラズマ実験に関連する基礎科目は,次のように考えればよいでしょう.プラズマ発生装置の動作原理を理解し,また,設計・製作するためには,電気電子系の基礎科目全般(電子デバイス基礎,電気回路,アナログ回路,ディジタル回路,高周波回路,回路解析)が,プラズマを測定するためにしばしば独自に開発することを余儀なくされる専用計測器に対しては,計測系科目全般(電子計測工学,応用電子機器,光エレクトロニクス,制御工学,制御系設計論)が,さらにデータ収集や解析をおこなうためには,信号処理系科目全般(信号とシステム,信号処理)と計算モデル論が基礎となります.その他,実験技術に関する基本事項は,学生実験で一部履修します.

 電子システム工学課程の学生は4年次に研究室に配属されて卒業研究を行います.また,平成27年度からは,3年次にセミナーII・IIIを研究室で受講する機会も設けられました.また,大学院進学時にも配属研究室をあらためて選択することができます.プラ研に所属する学生に対しては,上記の広範な専門教育科目を我々と一緒に再学習しながら,第1線の研究活動へと緩やかに従事していける教育プログラムを準備しています.日々の研究活動には,表に出ない裏方のような準備も多々あります.我々が手塩にかけて育てた所属生が,どの研究開発分野に進んでも第1線で活躍するであろう十分な能力を身に付けて卒業していく日は,我々に至高の喜びをもたらしてくれるひと時です.

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『一家に1枚』ポスターを制作しました

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